心房細動と言われて→心房細動の手術(カテーテルアブレーション)


2016年10月に心房細動と診断され、当初から勧められていたカテーテルアブレーション治療だが4か月間の薬による治療の状況と今後のことを考えて、治療を受けることを決心した。

4か月間の薬による治療の経過を簡単に説明します。
2016年10月:ワソランによる治療開始。
2016年11月:1か月経過しても日に数回の発作は治まらず、タンボコール追加。
2017年01月:2か月間のワソラン+タンボコール治療で、発作の回数は少なくなったが、
      生活にも影響があるくらい立ちくらみが激しくなる。
      先生に相談したところタンボコールが中止となる。
2017年02月:発作の回数は減っているものの、タンボコールの効果が消え始めたころから
      再度、発作の回数が増え始めた。
      ここでついに観念し、このままレースにも出れず時間だけが経過しても何も
      プラスにはならないと観念して、カテーテルアブレーション治療を受けることを
      決心。



3.オペ(カテーテルアブレーション治療)
 2017/02/21
  オペの日程の調整。
  オペをするのならなるべく早くお願いしたいと先生にお願いしたところ、オペ前の薬の
  服用
  の予定や先生のオペや診察の日程で、3/16もしくは3/28の候補があがった。
  年度末の月末は、自分にとって都合が悪いのと、一刻も早くオペをしてもらいたいとの
  思い
  から3/16で即答した。
  
 2017/03/15(水)
  09:30 入院手続き。初めての入院と手術で不安がいっぱい。
  10:30 検査開始:@採血A造影CTB頭部MRIC安静時心電図D検尿E血圧・脈拍
  F血中酸素濃度・・・
     次々と検査が実施され一日があっという間に終わった。
     看護師さんの配慮で何度も針を刺すのも負担だろうということで、Aの際に
     点滴用の針を付けてもらった。
     
     下の毛ぞり・・・看護師さんにお願いしてシャワー時に自分でやらせてもらい後
     で看護師さんのチェックを
     してらうことととなった。
     毛ぞり完了したが、小学生になった気分で恥ずかしい。看護師さんにも見せるので
     更に恥ずかしい。
     ・・この時は、このように思っていたが、手術当日以降は感覚がマヒしてきて、
     どうでもよくなった。
     鼠径部の両足部分から各1本と首から1本のカテーテルを挿入することで、下の毛の
     処理が必要とのこと。
     
     その夜、初めての入院や4人部屋だったことからか3時間ほどしか寝られなかった。
     
 2017/03/16(木)
  8:00 手術着に着替える。
  8:30 尿道のバルーンカテーテルを挿入。
     (思っていたより痛くなかった・・が、常に尿意を感じているため、こんな状態で
     我慢できるのか不安)
  8:50 車いすに乗せられオペ室?に移動。
  9:00 オペ室?では、先生方とスタッフ?で総勢約10人ほど(緊張で数えられす)が
     スタンバイしていた。
     上着を脱がされ背中にセンサー的なものをぺたぺた張られた。
     術台に横になり全裸状態になり暖かいバスタオルを2枚かけていただいた。
     酸素吸入ということで鼻にチューブ、
     カテーテルの挿入部分の消毒(鼠径部と首肩)
     点滴を入れる部分から麻酔を入れますよ〜と声をかけられ、、、数分するとうとう
     とし始めた。
     その間、準備を進める先生の一人からトレランされるんですか?などと話しをして
     いただき少し気がまぎれる
     しばらくしていると、先生から目はつむっていてくださいね〜っと言われつむった
     ところまでは気をくしているが
     その後しばらく記憶が途絶える。
     
・・・
     しばらくして、カテーテルが挿入されていく感覚が始まる。
     その後またしばらく記憶がない。
     また、しばらくして、痛くて苦しいことで意識が戻るが、目が開けられない。
     先生から痛くないですか?っと声をかけられ「少し痛いです」と返事
     
・・・
     何時間が経過したのかわからないまま、今度は激しい苦痛で意識が戻る。
     先生たちの話し声「スタート」・・「60」・・「180」・・「300」終了が5〜6回繰り
     返され、その間
     心臓が握りつぶされるような苦痛が連続した。
     最後には、おそらく耐え切れず気絶してしまったのではないか?・・・
     
     気が付いた時には、術台から別途に抱えられ移動させられるところだった。
     でも、目が明かない。
     病室まで移動しているような気がしていたが、気が付いたら酸素と点滴がつながった
     状態で、嫁さんが
     診ていてくれた。
     安心して寝てしまった。
     次に気が付いたら強烈な喉の渇きだった。
     そう言えば、薬剤師さんに造影剤は腎臓にかなりの負担をかけるので、水分は
     きちんと
     補給してねと言われたこと
     看護師さんには、術後はかなり喉が渇くと思う・・と言われたことを思い出す。
     嫁さんに頼んで、水を飲ませてもらった。
     何度か繰り返しながら、時折看護師さんがカテーテル挿入した3か所の止血状態
     などをチェックしに来てくれた。
     首はすぐに止まったが、鼠径部は二か所ともなかなか血が止まらないので、再度
     圧迫してテーピングしてくれた。
     
     こんなことを何度か続けていて、ベットの上半身部分をあげられるところまで
     となったが、あっという間に夜となった。
     看護師さんが、尿道カテーテルを抜くか判断するために、一度立てるかチェック
     しますとの声かけられ、
     座ろうとしたところ、急に血の気がなくなってきた、看護師さんも血圧を測り
     ながらだったが、血圧がはかれない
     位に下がってきたことや顔色が悪いことから再度ベットに寝かされ、逆に足を
     高くした状態でしばらく様子を
     みて、ようやく血圧が戻ってきた。
     このようなやり取りがあって、今日は尿道カテーテルを抜くのはやめて、明朝に
     もう一度チェックしてよければ
     抜きましょうということになった。
     
     ところが、この夜はつらかった。下は管が入ったまま上は点滴があったのと、
     下半身がテーピングされていたことで
     腰がつらく一睡もできなかった。
     
 2017/03/17(金)
     翌朝6時に再度血圧と立てるかのチェックをしに看護師さんが来てくれて、今度は
     問題なくチェックが終わったため
     尿道カテーテルは抜いてくれた。抜いてくれた時には、えれーすっきりした。
     点滴も取れ、ようやく自由に動けるようになった。
     
     歩こうと立ち上がるが、なんだか歩くのが怖いし、上半身全体で心臓の鼓動を
     感じていて改めて手術の実感が
     わいた。
     心拍数は、70〜80となっていた。
     術前までは50前後だった心拍数がいきなり多くなっていたが、自分ではスポーツ
     心臓だと思っていたが、間違いで心拍数が少ない(徐脈の気があった?)ことで
     不安定になっていたのかと思い始める。
     
     夜、担当の先生が様子を見に来てくれて、経過が順調なので明日3/18退院でき
     ますと伝えられる。
     併せて、定期的に通院してもらい、最低でも3か月間は経過観察となりますという
     ことを伝えられる。
     
 2017/03/18(土)
     朝の診察でも問題なし。
  10:00 会計の方から準備ができたので、会計に来てもらってもいいと伝えられる。
     パジャマも抜き普段着に着替え、ナースステーションに挨拶して会計で清算。
     事前に限度額適用認定証をもらっていて、事前に事務の方に渡していたたこと
     もあり、自己負担は約19万円だった。
     会計の紙を見て、びっくりカテーテル治療のみで174万円!(検査や入院費除く)
     だった。
     機材が高いため治療費としては高いと言うことをあらかじめ聞いていたが、
     それでもびっくり。
     でも、これで根治してくれたら、ありがたいです。
  
  
  当面、通院ということになるのですが、経過などの続きはまた、・・・ 2016/3/23